9500年の時を越えて~ 悠久の友人に捧ぐ

ネコの病院ぎらいについて思うこと(逃げ出したいの)

 

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チャマは病院がキライなのであります。
とは言うものの、予防接種やらで定期的に行くしかないチャマであります。

病院へは、ランドセルのような形をしたキャリーバッグで連れていくのですが、カンのいいチャマは、このバッグが入ってる戸棚を開けるだけで怖がって逃げてしまい、なかなか捕まらないのであります。

そこで最近は、診察日の朝からこのバックを出してテーブルの上に置いておきます。
するとチャマは最初は警戒するのですが、しばらくすると「好奇心が警戒心に勝る」という悲しいネコの習性で、ついつい中へ入ってしまうのであります。
すかさずチャックを綴じておしまい。
チャマ確保完了!病院へゴー!であります。

病院につきますと、イヌは吠えるわ、消毒の臭いはするわで、すっかりチャマは怯えております。
ワタクシの方はと申しますと、大きくて強そうなのにヒーヒー泣いて病院の入り口から入ろうとしないイヌを見て、「んー、このイヌ番犬失格!」とか、他のイヌやネコの姿に全く動じずゲージで寝ているネコに、「このネコ腹すわっとるわー、極妻?」とか、外見は怖そうなのにチワワを抱いているオヤジを見かけると、「この人、根はやさしいやろね」とか、勝手にいろいろ想像してしまうのであります。

さて、ワタクシの趣味は別としまして、肝心のチャマでありますが、病室に入るといよいよ緊張します。
診察は、ワタクシがチャマを両手で押さえておいて、先生が触診で全身をくまなく触りまくるのでありますが、それがとてもイヤなチャマは終始シャーシャー言っております。
まあ、日ごろあれだけ触られるのが苦手なチャマにしてみれば、先生の触診は尋常な触り方ではない訳でありまして….

ひとしきり触りまくられて、やっと先生の診察が終り緊張から開放されたチャマは、さっきとは打って変わって安堵の表情で、急いでワタクシに抱っこされに来るのであります。
いつもは抱っこを嫌がるチャマがですよ!
ヨシヨシとチャマの頭をなでながら、ワタクシが保護者の実感を感じる貴重な瞬間なのであります。

病院ぎらいなチャマもまた、実に愛おしいのであります。

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