9500年の時を越えて~ 悠久の友人に捧ぐ

ネコの爪とぎについて思うこと(気持ちイイですよ ペロッと剥げて)

 

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家でネコを飼いたいと思っても、あの鋭い爪で家具やクロスにキズを付けられたら…と諦めた方も多いと思います。

野生時代のネコにとってはきわめて重要なこの爪も、完全室内飼いの家ネコにとっては人間と同居のリスクになるのであります。

ワタクシもチャマを飼う前にネコの爪とぎが気になりまして、対策がどんなものか調べたのでありますが…

まず驚いたのは、強引に爪とぎをできなくする方法があることでした。
アメリカでは結構やってるらしいのですが、手術で爪そのもを取り去って生えなくするんですね。
ようするに爪を抜くんですよ…
ワタクシ、さすがにこれはできません。

次にネイルキャップなるものを発見。
爪サックですね。
みんな、いろいろ考えるなあ。
カラフルで綺麗なんですが、四六時中となるとネコもストレスかな?と思いこれも却下したのであります。

素人なりに悩んだあげく、やっぱりこまめな爪切りと、適切な爪とぎの設置しかないという結論に落ち着きます。

さて、チャマがやってきて初めての爪きりです。
奥さんに後方から抱えてもらい、だらんと伸ばした四肢の爪をワタクシが一気に切っていきます。
当のチャマはというと、シッポを左右に振りながらいたって普通です。
身構えていたワタクシ、拍子抜けしたのであります。

問題の爪とぎの方はどうでしょう。
あらかじめダンボール爪とぎを部屋の2箇所に置いておいたのですが、チャマは分かっていたようにそこで砥ぎ始めます。
習性と言われるとそれまでですが、チャマと意思の疎通を感じた最初の感動でありました。

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あれから7年が経ちますが、一度も家具やクロスを傷つけられたことはありません。
爪とぎは今でも必ずダンボールです。
猫種や個体差、頭数にもよるのでしょうが、チャマはまじめに我が家のルールを守ってくれております。

最近、家全体が爪とぎで出来たネコハウスを購入しました。
なんといっても家と爪とぎが一体です。
毎日心おきなく爪が研げ、愛おしいチャマはすこぶる上機嫌なのであります!

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by カエレバ

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