ネコの聴覚について思うこと(地震を予知する自信がないチャマ)
うちのチャマは乳製品が大好きで、ワタクシがコーヒーに入れようとミルクのフタを開けますと、ハウスで寝ていても速攻で飛び起きて、ペロッとひと舐めを催促してきます。
チャマはフタが開くパキッという音は、おいしいミルクの音と覚えてしまったんですね。
ワタクシのマイカーの音も覚えておりまして、家の前に駐車する音が聞こえると、チャマはソワソワしながらドアの前で待っているそうであります。(奥さん談)
微妙な音の違いもある程度なら聞き分けるようで、ビニール製の小袋に入ったマタタビを開けるとすぐに飛んできますが、同じくビニール袋の風邪薬を開けてもしらんぷりしております。
チャマの耳は優秀なのであります。
覚えてしまうのは好きな物の音だけではなく、もちろん嫌いな物の音も覚えます。
大嫌いな掃除機など、ワタクシがホースにヘッドをカチッと入れた音を聞いただけで棚の上に退避します。
音を記憶するのはもちろん、聴覚そのものも大変良くて、チャマが宇宙と交信しているときは何か小さな虫などを追っていて、ワタクシには全く聞こえない範囲の音も聞いているようであります。
動物が地震を予知するのは、この発達した聴覚で人間には聞こえない地殻の変化音などを察知するのかもと、ワタクシ勝手に想像してチャマに期待しておったのですが、全くダメですね。
先日ワタクシの地方で震度4以上のかなり大きな地震があったのですが、最初にくるピシっという小さな揺れをワタクシは感じているのにチャマは気持ちよく爆睡しております(地震は深夜でした)
くるかな?っと思ったところに激しい揺れが!チャマはここで慌てて目を覚ましてドングリ目で身構えております。
遅いわ!チャマ!
今にして思えば、うちの熱帯魚たちはこの前日に暴れたような気が…
地震予知は無理だけど… 充分愛おしいのであります。
9500年の時を越えて~ 悠久の友人に捧ぐ