ネコとアリについて思うこと（我々もこのナワバリの住人です）
うちの家は古い家屋なので隙間からよくアリが入ってきます。
一匹がチャマのネコ缶の残餌やドライフードまでの道筋をルーティングすると、あっという間に仲間が大量にたかって難儀するのであります。
大小いろんなタイプが出入りするのですが、通常はアリの巣コロリタイプの駆虫剤で完全に駆除されます。
ところが、ヒメアリという極小タイプはこの手の駆虫剤が全く効きません。
もう少し正確に言いますと、この手の薬剤入りエサに興味を示さないのであります。
当然ですが、アリがたかったドライフードは蟻酸とアリ本体の気持ち悪さでチャマは口をつけなくなります。
※余談ですが、昔、一時的に預かった柴犬が大量のアリがたかったドックフードを食べて、もだえまくったのを思いだします。
相当まずかったのでしょうね。
このヒメアリはネコ缶タイプの生エサが大好きでありまして、チャマの食器回収のタイミングを忘れると速攻でたかられるのであります。
こうなると、チャマの快適食生活の危機であります。
なんとかヒメアリに効く薬剤はないかといろんなメーカーの物を試したのですが全部ダメ！
そんな時、アリ駆除隊長のウチの奥さんが思いつきます。
「アリがそんなにネコ缶が好きなら、アリの巣コロリにネコエサを混ぜてセットすれば？」
オー！まさに目からウロコ！
早速、アリの巣コロリの容器に特製エサをセットして、チャマのイタズラできない場所に設置します。
（これ、大事ですよ！チャマが食べたら大変ですから！）
もちろん、アリの通り道に近い場所で。
そして、その効果はといいますと…
グッドジョブ！
チャマ、奥さん、ワタクシの期待に見事答えたのでありました。
アリはアリで一所懸命生きておりますし、できれば共存したいのでありますが愛おしいチャマのためであります。
そう言えばウチのハチのムサシ達も、そろそろ巣立ちの時期なのであります！
（駆虫剤は、くれぐれもネコの手の届かない場所へ！）
9500年の時を越えて～ 悠久の友人に捧ぐ
