ネコのケンカについて思うこと(目があった限りは…)
毎日が安心安全なチャマには想像もできない過酷な環境で外ネコたちは過ごしている訳でありまして…
繁殖の季節になりますと、うちの近所でもオスネコ同士の熾烈なナワバリ争いが始まります。
ワタクシの庭を含めた一帯は、黒ネコの「タンゴ」のナワバリ。
このタンゴ、大きな体に太い腕、両耳も食いちぎられてありません。
まさに主の風格でありますが、彼を恐れず果敢にケンカを挑んでくるファイターもいるのであります。
さて、オス同士のケンカは、少し距離をおいてニラミ合うところから始まります。
そして、ほどなく片方が志村けんのようなカン高い声で鳴き始めます。
すると、これに即答してもう一方がさらにカン高い声を出し返します。
チャマは警戒して耳をそばだてておりますが、ワタクシこの声を聞くと思わず笑ってしまうのであります。
お互いに声を出しながら徐々に距離を近づけていき、声もどんどん大きくなっていきます。
二頭はまさに「ガンのくれあい飛ばし合い」状態なのであります。
ワタクシ、どこまで近づくのか観察しておりましたが、まさに鼻先数センチ!
ここでどちらかが根負けした瞬間、ネコパンチの応酬で勝負は終わります。
いやあ、オスって大変ですね。
チャマは、ワタクシのヒザを抱えてネコキックを繰り出すのが大好きです。
ケンカのまねごとは、これくらいが丁度よいのであります。
メスでよかったね!チャマ!
生存争いを知らないチャマもまた、愛おしいのであります。
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